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授業紹介:「幼児と人間関係」


2024年1月12日
担当教員:馬場 康宏教授

授業風景

「幼児と人間関係」は1年次後期(全15回)に、幼稚園教育要領・保育所保育指針等の領域「人間関係」に基づき幼児が周囲の人と関わりながら体験することの意義について解説する授業です。

幼児は幼稚園・保育所等の生活や遊びを通して、先生や友達と関わりながら様々な具体的体験をします。たとえば登園・降園時の着替えのとき、お弁当・給食を食べるとき、鬼ごっこをするとき、絵本や物語の世界に浸るとき、何かを製作したり表現したりする活動のときにも、いつも近くに先生や友達がいます。

子どもは、他者と関わる体験の中で必要なことを学んでいきます。そのときに幼児の「人と関わる力」が育つための手伝いをすることも保育者の役割として大切になります。また、園生活の中で培われた「人と関わる力」は、その後の学校教育を受けていくうえでの基盤としても重要な意味をもちます。

最終回の授業では、まとめの講義を受けて各自が学習成果を確認するための課題に取り組みました。
1年次の授業を終え、このあとの2年次の授業や実習、学生生活全般を通してさらに頼もしくなっていく学生の姿を楽しみにしています。

授業風景

授業風景

学生の感想

  • 前半では、子ども達の人間関係について現代の問題を自分たちで考え、後半は具体的な援助の方法や考え方を学ぶことができました。
  • パワーポイントや映像を見ての授業だったので分かりやすく頭に入りやすかったです。
  • 学期中に幼稚園実習もあったことでより理解を深めることができ、自分でこうした保育をしてみようという意欲も増しました。
  • 発達や年齢に合わせた援助や指導の仕方を理解できるようになり、実習で見てきたことが「人間関係」の観点から考えられるようになっていたので授業で学んだことが身に付いてきたのだと思いました。
  • グループワークでは自分の考えだけでなく、他の見方や考え方も発見できました。
  • テーマが提示されて考える時間が授業内にあるので楽しく協力しながら学ぶことが出来ました。
  • 実際に自分で状況を考え保育者がとる行動や保育環境などについて考えたりすることができたため、実践的に取り組むことが出来ました。
  • 保育者がとる行動の背景や意味などを考えながら取り組むことができてとても分かりやすかったです。


(幼児教育科)
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