【科目紹介】日本の経済(2年生・選択科目) 担当教員:伊藤 真利子准教授
2025年10月17日
「日本の経済」とはどのような科目であり、なぜ学ぶ必要があるのかについて考えてみましょう。
学生のみなさんが現在暮らしているのは、日本という国あるいは社会です。これからみなさんが、世界のどこで活躍し、暮らしていくことになろうと、教育の最終課程である大学という貴重な時間と場において、日本の経済について考え、大学で学んだ様々な理論や知識を総合し、いま自分が置かれている現状を理解する知的経験は、かならず、これからのみなさんの選択と行動の指針となってくれるはずです。
授業では、経営「学」が操舵術であるならば、経済「学」は海図のようなものであると説明していますが、海図のない航海は大変リスクが高い、というより無謀と言えます。海図を知ったうえで、今操舵している船をめぐる海流はどうなっているのか、海底の深度はどうなっているのか、天候の変化がどのように予想されるのか、理論と現状の分析とを結びつけ、問題点とこれからの可能性を探り、実践につなげていく学問分野の最初の入り口として、本学部では「日本の経済」が配置されています。
「日本の経済」とはどのような科目であり、なぜ学ぶ必要があるのかについて考えてみましょう。
学生のみなさんが現在暮らしているのは、日本という国あるいは社会です。これからみなさんが、世界のどこで活躍し、暮らしていくことになろうと、教育の最終課程である大学という貴重な時間と場において、日本の経済について考え、大学で学んだ様々な理論や知識を総合し、いま自分が置かれている現状を理解する知的経験は、かならず、これからのみなさんの選択と行動の指針となってくれるはずです。
授業では、経営「学」が操舵術であるならば、経済「学」は海図のようなものであると説明していますが、海図のない航海は大変リスクが高い、というより無謀と言えます。海図を知ったうえで、今操舵している船をめぐる海流はどうなっているのか、海底の深度はどうなっているのか、天候の変化がどのように予想されるのか、理論と現状の分析とを結びつけ、問題点とこれからの可能性を探り、実践につなげていく学問分野の最初の入り口として、本学部では「日本の経済」が配置されています。
20世紀後半に成功した戦後の「日本的システム」は、20世紀末にバブル崩壊を通じて曲がり角を迎えました。よく言われる「空白の30年」とは、「日本的システム」の解体を通じ、新たな環境変化に対応し、新たなシステムが模索されつつも、成長の経路を見出せずにいるという、過渡期の日本経済のパフォーマンスを表現するものです。このことは同時に、みなさんが社会に出た時に「あたりまえ」と見なされている雇用環境やライフプランが、いつまでも「あたりまえ」ではありつづけないことをも意味しています。
本科目では、日本経済をこのような動態プロセスとして捉え、現在のトピックスも交えながら、日本経済の現状と問題点を明らかにし、グループワークを通して、その変化の方向性を探っていきます。
受講学生の声
私はこの講義を受けさせて頂き、特に嬉しかったことが3つあります。
1つ目は、先生がとてもフレンドリーだということです。例えば、授業の前後などに話しかけに来てくれます。その際、良い意味で友人のような内容の会話をすることが多く、とても親しみやすい先生だと感じています。また、ずっと笑顔でにこにこでいてくださり、雰囲気も優しいため、気軽に質問や相談もしやすいです。
2つ目は、基本的に座席が自由席だということです。そのため、リラックスして授業を聞くことができます。堅苦しすぎる教科だと疲れてしまいますが、分からないところをすぐに隣席の友人に聞いて確認することもできるため、安心して受講できました。
1つ目は、先生がとてもフレンドリーだということです。例えば、授業の前後などに話しかけに来てくれます。その際、良い意味で友人のような内容の会話をすることが多く、とても親しみやすい先生だと感じています。また、ずっと笑顔でにこにこでいてくださり、雰囲気も優しいため、気軽に質問や相談もしやすいです。
2つ目は、基本的に座席が自由席だということです。そのため、リラックスして授業を聞くことができます。堅苦しすぎる教科だと疲れてしまいますが、分からないところをすぐに隣席の友人に聞いて確認することもできるため、安心して受講できました。
3つ目は、この講義の後半にグループワークを実施することです。グループワークでは役割分担表を提出するため、誰か1人の負担が大きくなるわけではなく、メンバー全員に均等に仕事を割り当てることができ、この点においても不安がありませんでした。
このように、この講義では、講義において不安になりがちな点について、考え抜かれた対策がたくさん施されているため、とてもおすすめの科目です。是非、皆さんも受講してみてはいかがでしょうか。
このように、この講義では、講義において不安になりがちな点について、考え抜かれた対策がたくさん施されているため、とてもおすすめの科目です。是非、皆さんも受講してみてはいかがでしょうか。