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経営学科 授業紹介



国際経営論

担当:村山 純(Murayama, Jun)

冷戦の終結以降、「グローバリゼーション」の時代が到来しました。そこでは、国境を越えた自由な経済活動の拡大が、希望と共に語られてきました。しかし、中国など新興国経済の勃興と米国経済の相対的な地位低下を背景に、近年こうした従来の「グローバリゼーション」には変化が到来しています。
一方、日本は少子高齢化・人口減少の時代に入り、いやがおうでも独自のグローバリゼーションを続けて行かざるを得ない状況にあります。それは、海外市場の開拓であり、国内における海外人材の活躍機会の増加であり、様々な形で展開しており、現代の若者にとって無視できない問題です。
国際経営論では、時代背景をふまえて国際経営の展開を理解するとともに、国際経営にまつわる制度・人事・税・文化等の問題を学んでいきます。

経営統計学

担当:宮澤 俊憲(Miyazawa, Toshinori)

企業が意思決定をするとき、その判断の根拠としてデータ分析の重要性が高まっています。たとえば、売上を予測したり、消費者ニーズを把握したり、製品の差別化を行なうとき、収集したデータを統計分析することにより、重要な示唆を得ることができます。この科目では、経営学部生にとって必須となる統計学の考え方と分析手法を、基礎から応用へとていねいに学習していきます。
統計学では、データをひとまとめにした集団が主な分析対象となります。集団を統計的視点から分析することで、データを個々に見ているときには気づかない特徴や、何らかの法則性が見えてきます。少しデータを加工しただけでも新たな知見が得られることがあり、対象の本質を理解するのに役立ちます。  統計学を習得するのに、数学は必要最小限で充分です。図を効果的に活用することにより、各手法の考え方を確実に身に付けることができます。
授業では、経営や経済の信頼できる実データを多く使用し、実践的な分析を行なっていきます。同時にコンピュータを統計分析のツールとして最大限活用し、将来にわたって役立つスキルを養成します。

消費者行動論

担当:德永 朗(Tokunaga, Akira)

大学の授業のためにPCを買う、おつかいを頼まれてカレーのルーを買う、友人の誕生日プレゼントを買う、免許を取って念願のバイクを買う、夏休みに部活で合宿の旅に行く、……人はさまざまな消費行動を行います。思い立ってから購入することを決めるまで、またその後、数ある選択肢の中から買うブランドやアイテムを選ぶまでに、様々な考えを巡らすことがあります。ただ現実には、ほとんど何も考えない消費行動も少なくありません。また、自分の考えとは違う判断や選択を下すこともあります。満足感を覚えたり、誰かに何かを伝えたり、買った後に感じたり考えたりすることも多々あります。
一連の消費行動にまつわる、こういった心の動きや頭の働き、行動のメカニズムを学ぶのが消費者行動論です。この理論、授業の面白いところは、人間としての消費者の意識や行動を捉える点です。製品についてしっかり調べて理解して購入するという合理的すぎる消費も想定する一方で、感覚的な消費や情動が突き動かす消費、意図せず何かや誰かの影響を受けた消費も学ぶことで、建前や理屈では説明つかない、人間が行う消費の真実に迫ります。
授業では、受講生各自の経験を振り返ってもらってそのような消費の特性を確認してもらいます。そして、企業はどのようにそれに即応して、ターゲット選定や製品コンセプト開発、値づけ、売り場づくり、広告活動など、製品が売れる仕組みの構築、すなわちマーケティングに取り組むべきかを考えていきます。

公益企業経営論

担当:武井 孝介(Takei, Kosuke)

電気やガス、水道、通信、郵便、交通など、「公益事業」と呼ばれるライフライン産業は今、大きな転換期を迎えています。少子高齢化と人口減少、規制緩和や自由化に伴う激しい企業間競争、高度経済成長期に整備されたインフラの老朽化、地震や水害など相次ぐ自然災害、そして新型コロナウィルス感染症など、これまで「安定した業界」の代名詞であった公益企業も様々な環境変化に直面しており、従来の伝統的なビジネスモデルのままでは「料金の値上げ」や「サービスレベルの低下」が生じる可能性も指摘されています。
私たちが日々の暮らしの中で「あって当たり前の存在」として快適・便利に利用しているライフラインのサービスを、今後もできるだけ安価に、かつ安定的に供給していくためにはどのような経営が必要なのか。この授業では、高度情報化・デジタル化が進む今後の公益事業について、公共部門の「役割の変化」や「官民(公民)連携」などを主な切り口に、映像資料なども活用しながら「理論」と「実証」の両面で分析・考察していきます。

簿記原理 I・II

担当:布川 律子(Fukawa, Ritsuko)

会計は事業の共通言語といわれ、会計に関する知識は今やビジネスに不可欠なものです。企業の利害関係者は、企業活動に関する会計情報を読み、その行動を決定します。また、企業の経営者は、目的を実現するために自社の取るべき行動を計画し、計画遂行に適した組織を作り、その計画がうまく進んでいるかをチェックして経営をコントロールしますが、そのプロセスにおいて、常に会計情報を利用することになります。簿記とは、そのような会計情報の基礎となる会計数値を算出するための技法であり、会計諸学の基盤でもあります。この授業では、簿記の基本的な仕組みを理解することを目的とし、基礎理論を分かりやすく解説するとともに、演習問題のアウトプットを通じて技法の向上を図ります。

会計学基礎・会計学入門

担当:中井 雄一郎(Nakai, Yuichiro)

私が担当している科目は会計関連科目です。何故、経営学部で会計を学ぶ必要があるのかと言いますと、お金に関係する事だから必要なのかなと思う人が多いかもしれませんね。  もう少し、踏み込んで考えると「経営」という言葉の意味を考えるとわかりやすいかもしれません。経営という言葉は、「経理」と「営業」を併せた言葉と言われる事がありますが、会計はこの「経理」を取り扱う際に必要な知識となります。つまり、経営をするためには会計の知識は不可欠なので学ぶ必要があるともいえるわけです。
それでは会計を学ぶと具体的に何が出来るようになるのでしょうか?ゲームやアニメなどで強いキャラクターが出てくると、その強さを数値化したりしますね、例えばレベルであったりとか、体力値、攻撃力、守備力、スキル等、色々とありますが、会計を学ぶと世の中にある会社の「強さ」等を見抜いて、判断する事が出来るようになります。会社の帳簿の作り方のルールを会計を通じて学ぶ事で、会社の状況がわかるようになるわけですね。

エンターテインメント・ビジネス基礎

担当:板生 研一(Itao, Kenichi)

エンターテインメントとビジネス?一見、相反する組み合わせのように思えるかもしれませんが、これからの日本には、エンターテインメントビジネスを活性化できる人材が必要です。日本はこれまで主に製造業で成長してきた国ですが、これからの時代は国際社会で通用する新しい強みが求められています。日本人のきめ細かな感性は、エンターテインメントビジネスとの親和性が高く、強みを発揮できるはずです。
この授業では、エンターテインメントをビジネスとして捉えることの基礎を学びます。 エンターテイメントビジネスの鍵を握るコンテンツ(「情報の中身」という意味で、映画、音楽、アニメ、ゲーム等を総称する用語です)は、世の中にあふれ返っていますが、その中で、ヒットするのはほんの一握りです。ヒットするコンテンツは、消費者の経験価値を高め、消費者の感性に訴えかけます。良質のコンテンツを産み出すためには、どのような仕組みが必要で、産み出されたコンテンツの存在をどのように消費者に周知し、そして、どのように消費してもらうか、ということを、具体的な事例を豊富に交えながら解説し、議論していきます。

ファッション基礎

担当:芳野 まい(Yoshino, Mai)

一年生前期に設置される「ファッション基礎I」は、ファッションビジネスの基本的な歴史と構造を、重要なブランド、デザイナー、企業(グループ)を取り上げながら、学ぶ科目です。 たとえば「ブランドとはなにか?」を考える回では、重要なブランドがどのようにして生まれ定着したかを知り、ブランドの意義や強みとはなにかを考えます。あるいは「ラグジュアリーとはなにか?」や「セレブリティー文化とブランドの密接な関係」といった切り口でファッションビジネスの深みに触れたり、LVMH、ティファニー、シャネル、エルメス、ユニクロなど個別のブランドや企業グループについてより詳しく学ぶ回もあります。
また、各自、半年かけて自分が選んだテーマ(ブランド、デザイナー、企業など)について調査し、その結果と考察をレポートにまとめ発表することで、調査や発表の仕方、レポートの書き方についても学んでいきます。

コミュニケーション論

担当:池田 義英(Ikeda, Yoshihide)

学生時代に身近にいる他人と言えば、ほとんどは同年代でしょう。しかし働くようになると、親より年上の人とも接しなくてはいけなくなります。そのような人とは生まれも育ちも違い、立場も価値観も異なります。そこで接し方の基本的な決まりごとを、改めて共有する必要があります。それが常識であり、マナーです。元気よく挨拶したり、適切に敬語を使ったりすることが、自然にできるようになる必要があります。
コミュニケーションは、個人と他者との相互作用と捉えられます。初対面の相手には、身だしなみを整えて、良い印象を与えることが望ましくあります。話し合いの場面では、他者の話を正確に理解するとともに、自分の考えを分かり易く説明することが求められます。この科目では、そのような話題について研究例を紹介しながら、どのようにしたら良いかを検討していきます。

政治学入門

担当:原田 大(Harada, Dai)

政治学は、人間社会について知りたいという興味から誕生した学問です。古くは古代ギリシャ時代からの長い歴史を持つ学問で、あらゆる社会科学の大本です。
ところで、なぜ政治学が必要なのでしょうか。それは、まず誰もが「社会人」になるからです。社会人とは社会の一員であって、単に会社に就職して「会社人」になるだけでは不十分です。実際には、日本では18歳以上の国民に選挙権が与えられているので、大学生は既に政治参加とその結果責任とに直面しています。次に、会社経営はもちろんのこと、世の中のすべてに政治は大きな影響を与えるからです。
政治を理解する入り口としては、基礎的知識の習得が必要です。そしてより深い理解のためには、政治学的なものの見方を学ぶこと、政治に携わる人のものの見方、発想法、行動原理を学ぶことが重要です。
従ってこの講義では、政治とは、人間とはに始まり、権力、正統性、リーダーシップ、政治的な意思決定などについて具体的に考えていきます。

法学入門

担当:石川 雅俊(Ishikawa, Masatoshi)

2022年4月1日から、18歳で保護者の承諾なく契約ができるように法改正がなされます。したがって、大学生も自分の意思のみで契約ができることになります。一見すると、一生懸命アルバイトで稼いできたお金で、自分の好きなものを自由に買えることは良いことのように思えます。しかし、世の中には情弱な若者を狙った悪徳ビジネスも存在します。そのようなビジネスをする業者は皆さんのことを手ぐすねを引いて待っています。うまく言い包められて契約をしてしまった場合、原則として、なかったことにすることはできません。  そこで、この授業では、皆さんがトラブルに遭わないようにするために、契約をする上で最低限知っておかなければならないルールを学びます。

データベースシステム

担当:石川 正敏(Ishikawa, Masatoshi)

銀行のATMやチケットの予約、オンラインショッピングのような様々な情報システムで扱う多くのデータを管理するために、データベースシステムは使用されています。データベースシステムの扱うデータは、お金やチケット、商品などに関するデータであり、失ったり、他人にのぞかれたり、改ざんされては困る貴重なものです。一方で、データは貯めておくだけではほとんど価値はありません。そこで、データベースシステムでは、集めたデータを適切に活用するための仕組みもあります。「データベースシステム」の講義では、多くの情報システムで使用されている関係データベースを対象にデータを管理するための理論的な枠組みの基本や、コンピュータの故障などによってデータを失わないための仕組みの基本などを、座学を通して解説しています。さらに、学生は、実際のデータベースシステムを使用したデータの管理や問い合わせ実践的な事柄を、実習を通して学んでいます。

キャリアデザインIII

担当:三枝 康雄(Saegusa, Yasuo)

経営学部では、1年生から3年生までキャリアデザインI・II・IIIと、連続してキャリアデザイン科目を配置しています。これは、大学生活の早い段階から途切れることなくキャリアについて考えてもらいたいという意図によるものですが、中でもキャリアデザインIIIは、キャリア支援課の強力なバックアップのもと、インターンシップや就職活動に備えた、極めて実践的な内容となっています。
前半は「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」「志望動機」などの書き方を中心に学びます。文章を何回も書き直すことで、分かりやすく読み手に伝わる内容に変化していきます。また後半は優良企業の採用担当者を招き、当該企業を含めた業界の状況や企業が求める人材像につき具体的な話を聞きます。担当者の本音も聞け、就職活動を進めていく上で大変参考になると思います。
就職活動は避けては通れません。本授業を真剣に受講し納得のいく就職につなげてもらいたいと思います。

インターンシップ

担当:鈴木 誠二(Suzuki, Seiji)

インターンシップ とは、企業さまに就業体験の場と機会を提供いただき、そこに学生さんが参加する制度です。就業体験のカリキュラムは、会社説明を中心とした1Dayインターンシップと言われるものから、夏休み期間を用いた長期インターンシップまで様々です。経営学部では、インターンシップを実践教育と位置づけた教科として、約3日間の就業体験カリキュラムを企業さまの協力のもと用意しています。就業体験で得られる学びは、自身の成長や学業意識、就業意欲を刺激します。よって、ビジネス科目(ファッション分野、エンターティメント分野、トラベル・ホスピタリティ分野)の学びが活かせる企業さまを中心に、就業体験でおこなうカリキュラムを伺いながら、「業界や企業さまとのマッチングを確かめたい」という学生さんにリクエストに応えるように実施しています。さらに、就業体験で得られた経験が、学生さんの強みになるように、就業体験の報告会やラジオ局での放送体験を実施するなど、時代にあった環境整備を模索し続けています。

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