【子ども学部で保育士資格取得を目指そう!】②保育所の実習で見つけた子どもの主体性を引き出す工夫
2026年7月16日
子ども学部では、卒業と同時に保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの資格・免許の取得が可能です。このうち、子ども学部の保育士養成についてより多くの方に知っていただくために、連載記事としてわかりやすくご紹介していきます。保育士資格を取得した卒業生の多くが、保育所や子ども園の保育士として活躍しており、第2弾となるこの記事では、保育所での実習を終えた学生へのインタビューを紹介します。
子ども学部では、卒業と同時に保育士、幼稚園教諭、小学校教諭の3つの資格・免許の取得が可能です。このうち、子ども学部の保育士養成についてより多くの方に知っていただくために、連載記事としてわかりやすくご紹介していきます。保育士資格を取得した卒業生の多くが、保育所や子ども園の保育士として活躍しており、第2弾となるこの記事では、保育所での実習を終えた学生へのインタビューを紹介します。
公立の保育士を目指されていますが、1回目の保育所実習では、どのようなことを学びましたか?
学生 0歳から5歳児クラスのすべてのクラスを2日間ずつ観察させていただき、子どもの様子や先生方の関わりだけでなく、年齢に合わせた環境構成の工夫も学びました。年度末の2月だったため、子どもたちはすでにクラスに慣れていましたが、先生方は進級に向けた準備を少しずつ進めていました。たとえば1歳児クラスでは遊びと食事のスペースを柵で仕切っていましたが、2歳児クラスへの進級に向けて柵をなくし、マットで空間を構造化していました。各クラスに外国にルーツのあるお子さんもいて、日本語でのコミュケーションが難しい場合でも、子どもたちが自分で気づいて主体的に動けるような環境の工夫がなされており、とても参考になりました。
1回目の保育所実習で、先生からアドバイスされたことはありますか?
学生 1歳児クラスで、手遊び歌の部分実習を行いました。窓際にアンパンマンのキャラクターを並べている様子から子どもたちの興味を読み取り、「とんとんひげじいさん」をアンパンマンにアレンジした手遊びを行ったところ、担当の先生から「これからも子どもの興味に合わせて臨機応変に対応することを大切に」とアドバイスをいただきました。
1回目の実習で戸惑ったことなどはありましたか?
学生 いわゆる「イヤイヤ期」にあたる2歳児への声かけに戸惑いました。実習後に、大学の掲示板で保育園でのアルバイト募集を見つけ、0・1・2歳児クラスを担当するなかで、自己主張が強くなる2歳児への声かけの仕方などを学ぶことができました。
1回目の保育所実習は、1回目と同じ園でしたね。どのようなことを学びましたか?
学生 アルバイトの経験もあり、一日の保育全体を担当する責任実習もスムーズに行うことができました。1回目の実習時にはいなかった医療的ケアが必要なお子さんが在園しており、担当看護師の方との連携についても学ぶことができました。特に印象的だったのは、チューブで栄養を補給しているお子さんが、ペースト状の食事をお皿に盛り付けてもらい、みんなと一緒に「いただきます」「ごちそうさま」の雰囲気のなかで食事の時間を過ごしていたことです。食べることへの意欲を引き出すことにつながっていることを実感しました。
もともとは福利厚生など待遇面での安定から公立保育士を希望していましたが、公立保育所での実習を経て、行政との連携のもとで制度的なサポートを保育の現場に届けやすい公立園で働きたいという気持ちが強まりました。
もともとは福利厚生など待遇面での安定から公立保育士を希望していましたが、公立保育所での実習を経て、行政との連携のもとで制度的なサポートを保育の現場に届けやすい公立園で働きたいという気持ちが強まりました。

教員 様々な発達段階のお子さんや、外国にルーツのあるお子さん、医療的ケアを必要とするお子さんとの出会いを通じて、一人ひとりの主体性を引き出す工夫を学んだ実習でしたね。多様な背景のある子どもたちがともに過ごすインクルーシブ保育の実践から、保育士としての専門性をさらに高めていくことを期待しています。
保育所の保育士の一日については、こども家庭庁のサイトで詳しく紹介されています。
こども家庭庁「ハローミライの保育士」サイト「保育士の一日」
保育所の保育士の一日については、こども家庭庁のサイトで詳しく紹介されています。
こども家庭庁「ハローミライの保育士」サイト「保育士の一日」
